逃げ癖のある私が、困難に耐え続けた話
ここ一か月くらい、すごい仕事のストレスでした。
20年前に重度のうつ病だった私が、こんなことに耐えられるだろうか、と、当初は
不安で仕方ありませんでした。
色々なことを自分に言い聞かせていました。
「どうせ100年後には、今この世にいる人は誰もいなくなるんだから、気楽に行こう」
とか、
「知らないふりして、この問題、ほっぽっちゃおうかなー」
とか。
しかし、ほっぽることなんかできず、100年後はいますぐ来ない。
口の中がカラカラになりながら、お腹の具合も悪い状態のまんま、約一か月、その仕事に向き合いました。
途中あまりにも気持ちが重くて、辛くて、「まずい、またあの鬱がやってくるんじゃないか?」と、何回か考えました。
いっその事行方不明になっちゃおっかなー?なんて、考えたり。
年をとって、鬱になるエネルギーもなくなったのか、幸いそんなことにはならず、
ただただ重い気持ちに耐え続け、仕事に向き合い続け、今やっと目途がつきつつあります。
辛かった・・・。
良かった、逃げなくて。
逃げても良かったんだろうけど、その後の自分が、死ぬまでずっと、嫌なことから逃げる自分を抱えながら、自分のことを好きになれないまま生きていくことの方が、もっと辛そうで、行方不明にならなくて、この場合は良かったなと思います。
でも世の中には耐えなくてもいい辛いことも、きっとあるので、そんな時がもしこれからやって来た時は、私は軽やかに逃げちゃおー!と思います。
その耐える価値が有るか否かの判断が難しそうですけれど。