自分だけの魔法の言葉
意図せず、その時の自分を救ってくれるような言葉が、
ふっと頭の中に浮かんでくる日が、ごくたまにあります。
それは朝であることがほとんどです。
今朝もそうでした。
「昨日はあの人に、きつい事を言ってしまったのではないか、
私は冷たかったかもしれない。」
と思ってしまうような出来事があったので、一晩悩んでいたのです。
そして、今朝、その言葉が不意に頭に浮かび、私は平常心を取り戻せました。
その言葉は、今は天国にいる祖母が、
私の小さな頃に事あるごとにかけてくれていた言葉で、
最近の私はそれをすっかり忘れていました。
「ああ、そうだよね。その通りだね、ばばちゃん。ありがとう。」
と、心の中で祖母に言いました。
どんな言葉かは、私の中で大切にしたいので、ここには書きませんが、
愛のある言葉が人の心を救うことができるのなら、
私もなるべく、そんな温かい言葉を発していたい。
そう思った朝でした。